協力・残月先生のご紹介
残月(Zangetsu)
思想・象徴・実践のあいだに立つ、現代の解釈者。
残月は、エリファス・レヴィが遺した象徴魔術と契約思想を起点に、
カバラ、儀式魔術、象徴学、心理学、そして現代社会における「欲望の構造」を横断的に研究してきた。
魔術を神秘や奇跡としてではなく、
意志・象徴・行動が現実に干渉するための体系として捉える姿勢は、
「魔術は理性に基づく科学である」と語ったレヴィの思想に強く影響を受けている。
若い頃より、占術・呪術と呼ばれる分野だけでなく、
政治、経済、人間関係、組織心理といった現実世界の力学に関心を持ち、
「人はなぜ同じ過ちを繰り返すのか」
「なぜ縁は生まれ、腐り、断ち切れないのか」
という問いを軸に研究と実践を重ねてきた。
その過程で、表に出ることのない形で、
経営者、表現者、政治関係者、名の知られた人物たちの
意思決定や転機に関わることもあった。
それは未来を予言するためではなく、
迷いの中にある意志を可視化し、選択を促すためである。
◆復縁-Ritual of Reconnection
失われた魂の再結合
◆因縁抹消-Ancestral Severance
縁の断絶と再編
◆想念干渉-Obsession Sigil
欲望と意志の均衡
◆富の契約-Infernal Contract
富と現実の交換条件
◆人縁操作-Influence & Exclusion
人縁の選別と距離の操作
それらはすべて、
選ぶ者自身の覚悟と責任を伴う行為として位置づけられる。
結果を保証することはしない。
むしろ、結果が生まれるかどうかは、
使う者の意志がどこまで現実に根を下ろしているかに委ねられる。
残月が制作するアクセサリーや護符は、
いわゆる「力が宿った道具」ではない。
そこにあるのは象徴であり、構造であり、
使う者が自らの意志を投影するための媒介である。
『形に宿るのは力ではない。
宿るのは、選ばれた意志。
強く、黒く、そして美しき意志だけだ。』
ー「残月」という名の由来
満ちる前の月ではなく、
欠けてなお空に残る月。
残月とは、光が失われた後もなお消えず、
夜の境界に留まり続ける存在を指す言葉である。
完全な光も、完全な闇も選ばない。
終わったはずの感情、断ち切ったはずの縁、
手放したはずの欲望が、まだ残っている状態。
残月は、そうした「残された想い」を否定しない。
消すのではなく、見つめ直し、
再編するか、断ち切るかを選ばせる。
その姿勢こそが、
エリファス・レヴィの唱えた
均衡と意志の魔術に通じている。

